2010-01-01から1年間の記事一覧

スキップ

スキップ (新潮文庫)作者:北村 薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/06/30メディア: 文庫かなり前に、近所のブックオフでふと目にとまって購入していた本(定価で買わずにすみません)。 少々重苦しい読書が続いていたので、GW中の春季サーキット(静岡&…

ひとり学際ふたたび…

職場の研究プロジェクトで「学際研究」について考える機会を頂戴した。 報告書に認めた拙稿(抜粋)を再録する。 日体協では、約50年もの長きにわたって研究事業を進めてきており、これまでに扱った研究テーマは、人文、社会、自然科学および複合領域的なも…

アクティブ・チャイルド60min.

『一日60分以上の運動で子供の心身充実 日体協などがガイドライン』 子供に一日60分以上の運動を−。5日の「こどもの日」を前に、日本体育協会などのプロジェクトチーム(PT)が、小学生向けに健康で社会性を持って生活するための運動時間をガイドライ…

JOCコーチ会議と織田幹雄さん

4月27日、NTCにて行われた日本オリンピック委員会(JOC)主催のコーチ会議に参加。 会議は、福田富昭副会長からの「基礎体力向上!」というお約束の叱咤激励で幕を開ける。 続く「ゴールドプラン目標達成に向けて」では、上村春樹選手強化本部長が「2016年リ…

品格とフェアネス

『求む品位と品格! ポリシー・ステートメント作成へ』 日本オリンピック委員会(JOC)のゴールドプラン委員会は23日、五輪に出場する日本代表選手団の社会的な位置づけを明確にする文書「ポリシー・ステートメント」を作成する方針を理事会に提案し、了承さ…

福祉社会のアミューズメントとスポーツ

福祉社会のアミューズメントとスポーツ―身体からのパースペクティブ― (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 松尾哲矢,安松幹展,松田恵示出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2010/04/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る九州本部氏よ…

忙しくはない

断固として?忙しくはないのであるが、やや行き詰まっている感があるので情報提供で急場を凌ぎたい(なにが「急場」なのだろうか…)。 今月発売の月刊陸上競技5月号の「陸上競技のサイエンス」に、「中距離走における予習トレーニング 〜Kosmin Test(コスミ…

メディアの行く末

メディア、特にマスメディアの凋落ぶりが語られるようになって久しい。 新聞の発行部数と広告収入は落ち込み、テレビも視聴率低下と番組の画一化・低俗化に拍車がかかり、雑誌は廃刊が相次いでいる。 巷間、マスメディアの報じる内容が社会のニーズを満たせ…

為末大見参!

3月24日、為末大氏(APF)の講演会&対談コーディネーターを務めるため京都教育大学に赴く(写真はご本人&学長・副学長先生ほか)。 京教大では、Lasbimの後輩E氏が中心となって「学校運動部活動指導者資格」の認定システムを立ちあげることになり、その学…

ランニング学会大会 in 横浜(その2)

前回(3月16日)の続きで、トレーニングの「量と強度」(大変遅くなりました)。 職場にて、大学1〜4年までの4年間に年間3回ほどVO2maxやMART測定を実施してきた某大学女子中距離選手のトレーニング変遷について紹介。 この選手は、大学1年次に高校時代のベ…

ランニング学会大会 in 横浜(その1)

14日の午後、第22回ランニング学会大会にて『相補的「予習」トレーニングとは?』という意味不明のタイトルで講演させていただくため、横浜国際総合競技場(通称日産スタジアム)内にある 横浜市スポーツ医科学センターに赴く。 昼までかかった息子の卒園式…

日本陸連ハードル合宿 in Loughborough

男子400mHの若手選手達が、ラフバラ大学にて合宿中(小生は国内待機!?)。 通常の日本の考えでは,暖かいところでのトレーニングでしょうが,若手を中心にした男子ヨンパーチームは,もう少し基本的な練習が必要です. 暖かいところでは,そのあたりのごま…

スポーツ後進国ニッポン?

第21回冬季五輪バンクーバー大会が閉幕。 閉会式では、「聖火」が再点灯されるという演出(やり直し?)もあったようである。 その「聖火」にちなんで名付けられたというエピソードを持つ橋本聖子団長は「日本代表選手団は、6競技61種目に臨み、銀メダル3個…

ほんとうに必要なこと

スピードスケートの花形種目である男女500メートルを制し、お家芸のショートトラックでもメダルを量産、今日までに獲得したメダルが10個(国別順位は6位)の韓国。 存在感を増す韓国の強さの源泉は「国の支援に裏打ちされた少数精鋭主義」にある、とはマスコ…

初!瀬戸大橋!

14日〜16日まで、喜界島と同様のヒアリングを行うため、香川県および山口県に出張。 15日の午前中、香川大学Y先生の愛車にて、観音寺市にある柞田小学校を訪問(ふたたびその1)。 校長先生および2名の教頭先生(いずれも体育がご専門)から、子どもの基礎…

日本陸連中距離合宿 in NTC

2月4日〜7日の日程で、日本陸連中距離ブロックの測定・研修合宿が行われる。 5日(金)には、この時期の合宿恒例となったコスミンテストが実施される。 テスト終了後の高校生男子(阪本大樹選手&笹村直也選手)は、まさに「ボノさん(by横田真人選手)」状…

喜界島ふたたび

1月27〜30日まで、喜界島へ二度目の訪島。 前回は、日本では46年ぶりとなる皆既日食前に訪島するも、「日食までおったら?」という島の皆様のお言葉に後ろ髪を引かれつつその5日前に離島(む、無念じゃ…)。 帰京後の報道をみる限り、結果的に一番良好な観察…

日本陸連ハードル合宿 in 福岡

陸連ハードル部長のお膝元で、18日から24日まで標記合宿が催される(小生は22日夜入り)。 23日夕刻から、研修会&選手へのヒアリング。 研修会では、400mHの世界記録および歴代日本記録のレース映像や世界および日本10傑平均の推移などを皮切りに、選手自身…

失敗のススメ

13日(水)、職場の上司と朝日新聞の忠鉢信一氏といういつものメンバーに、マラソン日本記録保持者の高岡寿成氏をスペシャルゲストに招いて一献。 難しかったのはトラックとロードでは違うので、マラソンの走り方が必要だったことです。それでもマラソンに向…

謹賀新年と箱根駅伝

明けましておめでとうございます(遅ればせながら…)。 本年もご笑覧のほど、宜しくお願いします。 『“山上り偏重”に疑問の声も、陸連会長は各校の奮起促す』 関東学生陸上連盟の青葉昌幸会長は、東洋大が連覇した箱根駅伝について「山上りの1区間だけで(…