2013-01-01から1年間の記事一覧
日本スケート連盟は29日、来年2月に開催されるソチ五輪の日本代表選手を発表した。男子はバンクーバー五輪銀メダリストの長島圭一郎、同銅メダリストの加藤条治(ともに日本電産サンキョー)ら7人。女子はすでに代表内定していた小平奈緒(相沢病院)や…
「その1」から1ヶ月以上もの時間が経過しているにもかかわらず…つづき。 このテストを行って、「今回は積算距離が○○mだったから、推定タイムは○○か」ということだけで終わってしまっては、ほとんど意味がありません。1952年ヘルシンキ五輪長距離3冠王のエミ…
横田真人選手が、小野友誠氏の持っていた男子800mの日本記録を15年ぶりに更新(1分46秒16)してからおおよそ4年の歳月が過ぎた。 更新の前後から今日に至るまで、日本10傑の平均記録やジュニアのレベルは着実に上がっているが、日本記録の更新は4年間おあず…
体育の科学(第63巻9月号)の特集「全身持久力を高めるトレーニング:HIT」に拙稿「心技体の“予習”としての高強度トレーニング ─トレーニング負荷の本質とは─」が掲載された。 特集の意図は、昨今の運動生理学的研究のトピックスとなっている「高強度インタ…
Men 400-Metres Hurdles Final Startlist Lane1 Kerron CLEMENT(USA) 48.21(3組3着) Lane2 Mamadou Kasse HANNE(SEN) 48.69(1組3着) Lane3 Michael TINSLEY(USA) 48.31(2組1着) Lane4 Felix SÁNCHEZ(DOM) 48.10(SB:3組2着) Lane5 Omar CISN…
平成21〜23年度に実施された日本体育協会スポーツ医・科学研究事業「高齢者の元気長寿支援プログラム開発に関する研究プロジェクト(班長:田中喜代次氏)」の成果をまとめた書籍が発刊された(研究概要はコチラ→第1報、第2報、第3報)。 書籍のタイトルは『…
8月6日の日刊スポーツ紙「為末大学〜ニッカンキャンパス〜」に、為末大氏の川内優輝選手に関する論考と本人へのインタビューが掲載された。 2年前、川内君が勤務する春日部高校の文化祭で初めて話す機会があった。実業団に属さず、公務員として走っていると…
前回(その1)からのつづき… Evidence-based Coachingの確立に向けて いわゆる「専門家」というのは、「他領域の専門家」との議論や協働によってはじめて自身の専門性の限界(何の役に立たないか)について自覚できるものだが、特定分野に閉じた専門家には…
日本は年27億円の国費を五輪選手の支援に向けている。スポーツ科学の専門家が助言する「アスリート支援」はその一つ。北京五輪に続いて競泳男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した松田丈志は、助言に従って泳ぎ方を変えたことがある。4月の日…
昨年12月に末席を汚した座談会の模様が「初等教育資料(2月号)」の特集として掲載された(すでに3ヶ月が経過…)。 タイトルは「豊かなスポーツライフの創造 幼児期・児童期に育むべき豊かなスポーツライフの素地とは何か」。 メンバーは、司会の白旗和也氏…
ブログの標題は、今年度から弊社の情報誌でスタートする連載タイトルである。 この連載では、小生の上司&同僚(日体協スポ研)および国立スポーツ科学センター(JISS)の研究員の方々から、いわゆる「スポーツ科学」の取り組みの最前線について分かりやすく…
ブログを始めて5年と少しがたちました。 おかげさまで本日までに20万を超えるアクセス(ページビュー)を頂戴しております(ありがとうございます)。 にもかかわらず更新がままならず申し訳ございません。 これに懲りずに気長におつきあい頂ければ幸甚です…
昨年9月14〜16日に行われた「第67回日本体力医学会大会」において下記のシンポジウムが開催された。 シンポジウム7 体力科学から見た幼児期運動指針 座長:内藤久士(順天堂大学大学院) 1)幼児期運動指針の概要(作成の背景・視点)と展開─文部科学省の立…