大阪GP前日

moriyasu11232009-05-08

明日は国際グランプリ陸上大阪大会(IAAF JAPAN GRAND PRIX in OSAKA)。
男子400mHには、北京五輪メダリストであるKerron Clement(USA)が招待されている。
これを迎え撃つ成迫健児選手は、今季400mH初レースとなった先の静岡国際陸上で48秒台(48.99)をマークしている。
大腿部後面に違和感を覚えていたためか、レース前半の入りはいつもよりやや抑え気味であったが、中盤でしっかりと速度を維持する世界レベルの走りを展開し、順調な調整ぶりが窺えた。
また今春、陸連ハードル部長氏の研修先であるラフバラ大学にて長期合宿を敢行した大阪世界陸上代表の吉形政衡選手も、以前よりも安定感を増したレース運びで独走ながらも49秒台をマークするなど、復調の兆しありである。
女子400mHには、日本記録保持者&北京五輪セミファイナリストである久保倉里美選手が出場する。5台目通過が23〜24秒前半となる速い流れにうまく乗れれば好記録も期待できる。
また、中距離種目も、男子800mには大阪世界陸上代表で慶應大学競走部キャプテンの横田真人選手と富士通1年目の口野武史選手の1分47秒台コンビが、男子1500mには世界陸上のB標準記録突破者2名(小林史和選手、村上康則選手)が出場するなど、見どころ満載である。
大会の模様は、NHK(総合)で15:05〜17:00の放映予定である。