初夢

moriyasu11232011-01-06

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
新年初エントリーのタイトルは「初夢」。
しかし、実際には毎日飲んだくれて泥酔(&泥睡)していたので、夢らしい夢は見ていない。
仕方がないので、職場の労働組合機関誌の「(入学)おめでとうコーナー」に寄せた拙稿を再録する。

2030年6月。
定年退職した私は、自宅リビングで陸上日本選手権の男子400mハードル決勝を観戦。
4レーンに出場した息子が日本新記録で優勝。
「五輪代表内定っ!」というアナウンサーの声がけたたましい。
優勝者インタビューに「自分のパフォーマンスを高めることが楽しくて走っていますし、日本記録も自己記録の延長に過ぎません。いまの五輪にはオリンピズムを感ないし、大会期間中に大事なライブもあるので出場を辞退します」と応じる息子。
そう。
彼の本業はジャズドラマーなのだ。
抗議の電話とおぼしき着信音がリビングに鳴り響く。
その音を肴に祝杯を、と缶ビールをあけたところで目が覚めた。
うん、なかなかいい「夢」だ。
(2009年10月22日 日本体育協会職員労働組合機関誌(第55号))

写真は、昨年の運動会(40m走)で(相対的に)快走する愚息(写真左)。
この後「オレ学校でも相当足速いよ」と息巻くようになる(それはそれでよい)。
しかし、昨年10月に参加した陸上競技大会では、同学年(1年生)の男の子に100mで2秒近くもぶっちぎられた(上には上がいるのだ息子よ)。
中1のとき、市の大会を制して初めて県大会に出場し、後の全中チャンピオンと同走したが、スタート直後に姿が見えなくなったことを思いだした(巽君、元気かな?)。
それでも「自分のパフォーマンスを(が)高めること(高まること)」は楽しい(が楽ではない)。
さて、そろそろ新しいドラムを購入するか。