祝!当選!2009

moriyasu11232009-04-06

先月31日、夕餉のため自宅最寄り駅周辺を徘徊していると、CoCo壱番屋の看板が目に入る。
その日は、グランドマザーカレー&ココイチ特製スプーン抽選キャンペーンの最終日。
そのことを瞬時に理解した私の足は、自然と黄色い看板に吸い寄せられていく。
昨年、4度目の挑戦で引き当てたスプーン(写真左は昨年のNoritake社製)。
今年はまだ一度しかクジを引いていない。
この気合いの入り(入らな)具合から考えて、恐らくスプーンを引き当てることはできないだろう。
神はそこまで我々に寛容ではない。
とはいえ、グランマカレーは年中食べられるメニューではないので、最終日のこの「気づき」はむしろ神の思し召しともいえる。
カウンターに座り、グランマカレーとグラスビールを注文すると、水とおしぼりと抽選箱を手にしたウェイターが近づいてくる。
お、今日は食前抽選か…(いつもは会計時)
いつもと少し違う状況にも動揺することなく、まさに「無」の境地で箱の中に手を伸ばし、最初に触れた抽選券を取り出す。
店員が去り、ビールが届くのを待つ間に、抽選券を開く。
お、当たってる!?
グラスビールを一口、二口とのどに通しながら、当選券の表裏に何度か目を通す。
間違いなく当たっている。
じきに運ばれてきた熱々のカレーを食しつつ、心地の良い満足感に浸る。
グランマカレーは、今年も「ばーちゃんカレー」であった。実母や義母がつくるカレーとは味こそ違うが、グランドマザー(私にとってはマザーだが)のカレーであるという一点において、同じと言うよりほかない(意味不明)。
両母のカレーを彷彿とさせる、タマネギ、にんじん、ジャガイモの存在感いっぱいの「ざ・かりーらいす」。
うまい。
会計時にレジで当たり券を渡すと、店員さんの元気の良い「おめでとうございます!」の声。
笑顔で軽く頷き、釣り銭とスプーンを受け取って店を後にする。
明日からは、新しいスプーンでカレーを食べよう(古いのは妻にやろう)。