無事帰国

moriyasu11232008-07-22

20日に学会より帰国。英語とハングルに酔った9日間であった。
学習指導要領(解説)の竹島記述問題にドンピシャでの渡韓。様々な交流事業が中止になっているという報道もあったが、予定していた板門店(パンムンジョム)ツアーなどは問題なく終えることができた。明洞での夕食中、店のすぐ脇をデモが通過したときは、さすがにちょっとビビッたが…
今回の渡韓で、距離的には近いが心理的には遠かった韓国が、かなり身近な国になった。
国家間にはいろいろな問題を孕んでいるが、人は総じて親切であり、古き良きハビトゥスをいまだに失っていない国であると感じた。また、食に関しても全く問題がなく(特に蒸し豚サイコー)、居住可能な国の一つにリストアップされたといえるだろう。
スポーツをとりまく環境も、大変興味深いものであった。かなり早い段階で学業かスポーツかを選択せざるを得ないという韓国の状況を知るにつけ、大学までスポーツを享受し、それを生業にできているということの幸せを改めてかみしめている次第である。
話はジャンプするが、7月21日の朝日新聞科学面に「五輪を科学する(上)男子400m障害」と題した記事が掲載された。ウェブにもアップされているようだが、朝日新聞の購読者しか閲覧できないらしい(だからみていない)。
いよいよ五輪にむけて気持ちも高まってきた(私は走らないが)。