祝!インカレ優勝!(その2)

moriyasu11232008-05-25

先週に引き続き、昨日、今日と関東インカレ。
昨日は、競技観戦後、電気通信大学陸上競技部の部長K君、監督Oさんとともに、職場の上司であるI室長のご自宅がある辻堂に向かう。その後、恒例の駅前焼肉会&室長邸で2時まで宴会&お泊まり(室長、奥様、ぴーちゃん(犬)、お世話になりました)。
翌朝は、バケツをひっくり返したような豪雨で身動きが取れず、なんとか800mの決勝に間に合う(電通大Wコーチにお叱りを受ける)。
いよいよ女子800m決勝。
スタンドの最上段に陣取るコーチK君(5月18日参照)ほか、筑波大学中距離チーム関係者と観戦。K君いわく、雨天低温という環境を考慮し、S選手にロングスパート作戦を授けたとのこと。
レースは、予想よりもハイペースで展開(1週目の通過が61秒)。S選手は、レース終盤までトップ右下の好位置をキープ。結局、ラストの直線勝負となるも、S選手が差しきり2分7秒87の自己ベスト記録で優勝。これで1500mと併せて二冠となった。
レース展開が速かったためにロングスパート作戦はとらなかったが、位置取りも仕掛けのタイミングも絶妙。まったく危なげのない、女王の風格漂うレースだった。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
野村克也氏の座右の銘として有名だが、もともとは、大名でありながら心形刀流剣術の達人でもあった肥前平戸藩主・松浦清(号は静山)が剣術書『剣談』にしたためた言葉である。
聞けば、スタートから入りの練習を相当に積んだとのこと。このレース展開を想定した「技術」トレーニングを十分に積んだことが、体力的にも心理的にも十分な準備となったであろうことは想像に難くない。
こういうのを「トレーニングの相補性」という(たぶん)。
したがって、この「勝ち」は「不思議の勝ち」ではない(Sさん、Kくん、おめでとう!)
もう一つ、母校(茨城大学)がマイルリレーで5位入賞!
後輩達が、母校のアシスタントコーチを務めていた1993年当時の大学記録を更新する快走を見せてくれた。
選手、そしてU監督、おめでとう!(パチパチ)
競技終了後、K君、Oさん、Wさんとともに、今年度いっぱいで退官される群馬大学のY先生にご挨拶。群大に赴任されてから数えて、今回が36回目のインカレとのこと。本当にお疲れ様でした(といいつつ「もちろん来年もいらっしゃいますよね?」と聞く)。
その他、多くの関係者とも旧交を温めることができた。
やっぱり国立競技場は、我々の聖地である。