中学生来室

moriyasu11232008-05-15

午前中に、山形県の中学生(4名)が来室。
「総合的な学習の時間(総合学習)」ということで、2泊3日の修学旅行中に、興味関心を共有する数名(目の前には4名)のグループで都内の様々な機関を訪れ、あらかじめリストアップしている質問について担当者?に解説してもらいながら課題追求を図るのが目的である(らしい)。
質問項目は、「日本体育協会の概要について」「身体面(身長・体重)アップトレーニングについて(意味不明…)」「走力アップトレーニングについて」などなど…
一番目の解説を1分33秒程度で終えて、二番目以降の質問に移る…前にこっちから質問攻め(スポーツ種目は何?部員は何人くらい?どんな練習してるの?練習時間は?グラウンドはどんな風に使ってるの?先生は厳しい?高校に行っても続けるの?などなど)。
4人のうち3人(S,K、F君)がサッカー、1人は野球(S君)をやっている。
サッカーの3名は高校に行っても続けるつもりだが、野球のS君は「ビミョウ」らしい。
どうやら坊主になるのが嫌な様子である。が、よくよく聞いてみると、強制的に坊主にさせられる様な「野球部」の体質そのものに抵抗があるようにもみえる。
どのぐらい嫌な感じがするか試しにやってみればぁ…とアドヴァイス?。
サッカーのK君は、約1ヶ月のブラジル留学を経験している。
あちらの選手達は、サッカーで身を立てて家族を養うためにハングリー精神むき出しで上を目指しているので、自分もまずは国内で厳しい環境(例えば静岡)に身を置き、将来は海外で活躍できるくらいの選手になりたいという。
かっこいいなぁ〜じぶん…(みんなでパチパチ)
その後、山形出身のスポーツ選手の話題になり、陸上走幅跳のイケクミとか、女子バレーのプリンセスメグなどの名前が挙がる(男性は時間の関係で割愛)。
「お〜色白美人が多いじゃね〜の。いいなぁ山形!」というと、顔を見合わせながら「そうでもないっすよ…東京の方が(美人が)多いっすよ!」というので、東京の女性は化粧がうまいだけであり、しかも美女の多くは地方出身者であると解説する(いちばん食いつきがよかった)
その後、残りの質問項目にさくさくと答える(都合上割愛)。
気がつけば、もう予定の時間(1時間20分)。
依頼文書には、「この学習は子どもたち一人ひとりが自ら課題を見つけ、よりよく解決を図るために、学校を離れて様々な体験活動を通して考え、ひいては自分の生き方を問い直す活動ととらえています」とある(う〜ん哲学的…)。
畢竟これは生涯を通じての課題である。
彼らが、私を反面教師として少しでも生き方を問い直してくれれば、今回の学習は意味のあるものとなる(たぶん)。
帰り際、このグループのリーダーらしきサッカーS君から「この辺にいい店ないっすか?」と聞かれる。一瞬ドキッとしたが、実はランチのことだったのでホッとした(当たり前か)。
S君、S君、K君、F君…お互いがんばろう(ブログの更新も…あ、その前に原稿も…泣)。