身体運動のバイオメカニクス研究法

ブログの更新がままならない(予想通りの展開)。
しかし、忙しくはない(といいつつ既に〆切を過ぎた報告書が2本に、2週間後、1ヶ月後が〆切の特集論文もあったりする)。
うう…
というわけで、困ったときの書籍紹介(で逃げる)。この4月の新刊です。

身体運動のバイオメカニクス研究法

身体運動のバイオメカニクス研究法

  • 作者: ゴードンロバートソン,ジョセフハミル,ギャリーカーメン,ソーンダーズウィトルシー,グラハムコールドウェル,D.Gordon E. Robertson,Saunders N. Whittlesey,Graham E. Caldwell,Gary Kamen,Joseph Hamill,阿江通良,木塚朝博,川上泰雄,森丘保典,宮西智久,藤井範久,榎本靖士,岡田英孝
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: 単行本
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↓ちなみに原書はこちら…
Research Methods in Biomechanics

Research Methods in Biomechanics

原書の執筆代表者は、オタワ大学のロバートソン教授。筑波大学スポーツバイオメカニクス研究室(Lasbim)の先輩であるO氏(電気通信大)の在外研修先のボスでもある。ちょうど訳出作業中にオタワ大学で研修中だったO氏は、ロバートソン教授から「何か手伝える事があれば言ってくれ」と言われたそうだ(当然なにもない)。
逆に、訳出中に見つかった原書の間違いを指摘すると、「日本語版は、間違いなく原書よりもよい本になる(ついでにもっと見つけてくれ…)」と言われたらしい。
ステキな教授である。
日本語版の監訳者は、我が研究室のボスである阿江通良先生。訳者には、この分野における気鋭の若手研究者が居並ぶ豪華ラインナップ(もちろん私以外)。
この記念すべき翻訳作業の末席に加えていただいた喜びをかみしめると同時に、担当部分の拙訳に対するリアクションにおびえる今日この頃。
ともあれ、是非ご一読下さい(4章はじっくり読まないでね)。