I Love a Piano

1984年（高１）、「私のつくったお味噌汁、食べてくれますか？」というハナマルキのCMを観て全身にビビビっときて、友人に結婚宣言をした（1億円かけたはず…）。
彼女の名前は「今井美樹」。
以来、約10年間（要するに25歳くらいまで）、わりと本気でそう思っていた。
そう…あのギタリストが出現するまでは…
そして最近、約10年ぶりに彼女のアルバムを購入した（10年が多いな…）。

I Love a Piano

内容はと言うと、過去の作品ほかから彼女自身がセレクトした曲にジャジーなアレンジを施して、1曲毎に異なるピアニストとデュオ共演するという贅沢な趣向である（「遠い街から」と「年下の水夫」が入っているだけでも買いだがね）。
ピアニストは、小曽根真、武部聡志、大野雄二、塩谷哲などなど錚々たる顔ぶれ（武部に発掘された川江美奈子も参加）。
長いつきあいになりそうなCDである。
ちなみに個人的なアルバムベスト3は、「flow into space（1992年）」「A PLACE IN THE SUN（1994年）」「Love Of My Life（1995年）」である（残念ながらPRIDEなどは入らない）。
この3枚は、久石譲、坂本龍一、菅野よう子（+あのギタリスト）…と音楽プロデューサーを変えながら、アーティスト今井美樹として劇的にパフォーマンスを高めていった時期に重なる。
ここまではほぼ予定通りだった。
そう…あのギタリストが出現するまでは…（しつこいな）
寅泰、幸せにしたれよ！