静岡国際陸上

moriyasu11232008-05-03

久しぶりに陸連科学委員会(バイオメカニクスチーム)の活動に参加する。
前日、W大のI監督やTコーチ、遅れて合流された富士通陸上部マネジャーSさんらと夕方から6時間以上飲み続けた酒が残っているなか、朝の6時過ぎに掛川駅前でTコーチと待ち合わせをして、競技場まで約20分のドライブ。
筑波大学Lasbimチームと合流し、競技場へ荷物の搬入。その後、大会本部から「9時までに完了せよ」と言われている競技場へのマーク付け。競技役員に今日のピットの向きや使用レーンを確認しつつ、棒高跳走高跳走幅跳の順にサーフェスへマーキングする。
マーキング終了後、スタンドに上がりカメラのセッティングとキャリブレーション。9時前にはほぼ作業終了。
ここからが長い。
撮影する競技が始まる時間まで、カメラのそばについて見張り。他のお客さんが触ったり引っかけたりしてカメラが動いてしまうと、せっかく早起きして行ったキャリブレーションを、競技終了後にもう一度やり直さなければならないからである。
走高跳用カメラの横で、子ども達のリレー観戦や読書しながら約4時間の待機(中学生のマイルリレーは面白い)。トイレに行くときもダッシュ
13時過ぎに、ようやく競技開始。
2m11から撮影を開始したが、バーを15に上げられたのは日本記録保持者の醍醐選手を含めた3人だけ(おいおい…)。結局、醍醐選手がオリンピック参加標準B記録の27を跳んで優勝。土屋選手も24の自己タイを跳ぶ健闘を見せる(彼は身長171cm、頭上53cmを超える小さなジャンパーである)。
走高跳終了後、スタンドの最上段に上がって400mHの撮影(お〜高ぇ〜)。男女400mで好記録が出ていたので期待したが、風の状況も随分変わっていたようで、記録的には今ひとつの結果であった(大阪GPに期待)。
カメラ他の機材を撤収し終わったのが18時前。結局、12時間近く競技場にいたことになる(堪能)。
エコパスタジアムの最寄り駅である愛野から掛川まで行き、新幹線こだまで東京へ向かう(日焼けした関係者だらけ)。
ビールとさきいかで一息ついてから死に寝。
こうして撮影したビデオを持ち帰り分析するわけだが、この作業にもかなりの時間を要する(頑張れK君)。試合の撮影から分析、データ化までの作業は結構大変なのである。
そのあたりを、少しは理解してもらいたいものである(誰に?)。